脈々と受け継がれるプロテスタント信仰
ベルリンからポーランドのヴロツワフにバスが出てました。
そのヴロツワフ(Wrocław)
ドイツ語ではブレスラウで英語ではウォクロウ
切符を買いに行った時に通じなくて
綴り方調べて出直してきます!って
1度目は窓口で通じなかったのですよね…
今日はすでにボレスワヴィエツ(Bolesławiec)に入りましたが
これもドイツで出会ったおばさまとおしゃべりしていたら
ブンツラウって言ってくれた方が私にはわかりやすいわ〜
あの陶器もブンツラウ
あの柄もブンツラウって言うのよ〜
ドイツではブンツラウ!とのこと。
ドイツでしたからね…第二次大戦まで
ヴロツワフから60キロ離れたシフィドニツァと
同じくヴロツワフから50キロ離れたヤヴォルという街に
プロテスタントの木造教会を見に行きました。
まぁアクセスが悪くてですね…k
ドイツでは私がカタコトでもドイツ語を話すまで
誰も私にはドイツ語を使わず英語ばかり
それがポーランドに入った途端
英語はダメだドイツ語は話せなのか!?と…
ドイツ人があんなに英語を話すもんだから
身につかなかったわけですよ…10年前ですけど
さてカトリック95%のこの国で
360年脈々とプロテスタント信仰が守られてきたと
しかも教会堂は塔や鐘を建てない(目立たせない)
攻撃を真っ先に受けやすく城壁の外に立てる
木造・粘土・藁など朽ちやすい素材で建てる
一年以内に完成させる…ムチャな〜〜(ノ_<)
それがどうです!?
城壁の外ってくらいですし
言葉は通じないし心細くなるくらい
それが一歩教会に入ると
どのご案内が良いですか?と聞かれ
あってもポーランド語・ドイツ語・英語だろうと思って
英語で!とお願いすると
日本語だといかがですか?とのこと
アンケートか?と思って
日本語があればなお良いですね!と答えると
束になった翻訳から日本語をサッと抜き取り
手渡してくださったのです。
しかしここでも100%ニーハオと言われる私は
初めて日本語ではいかがですか?って
今でも心の中でこだまします!!
中のフレスコ画とか像なんかも凄いんです。
写真撮影禁止だったのですが
ヤヴォルの方はお金を払うと撮影できました。
シフィドニツァからヤヴォルへのアクセスが大変でしたけど…
こちらのヤヴォルでも日本人か?と聞かれ
はいそうです。
と翻訳された紙でも出てくるのかな〜と待っていると
教会中に響くスピーカーでその歴史を流してくれました。
これが信徒たちの喜びだったのだろうと思います。
駅から案内看板もなく
突如教会内では世界各国の言葉で紹介され
この空回りっぷりがクリスチャンの私にはよくわかります。
宗教改革500年の今年
ドイツやポーランドの教会を回ることができて
本当に幸せでした!!
もちろん普段行かないカトリック教会も
こういう機会に行くと
キリスト像がすごく心に訴えてきます。
プロテスタント教会にはキリスト像がないんです。
偶像礼拝になりかねないからだと思いますが…
でもイエスさまの
あなたのためではなかったか?という声が聞こえてきそうで
わたしが十字架にかかったのはあなたのためではなかったか?と…
こうべを垂れただただ
あなたにお従いします!と祈りました。
途中から行が白くなって戻せないので
このままアップします。
by erinberryjam
| 2017-08-09 05:57
| 旅行
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